第2回防災避難訓練
5月に実施された第1回防災訓練に続き、10月28日(木)、同じ校舎を共有している柴田農林高校川崎校と岩沼高等学園川崎キャンパスの生徒・教職員が共に第2回防災訓練を実施しました。「訓練!訓練!緊急地震速報です。慌てずに身を守りなさい。」「揺れが収まりました。安全点検中です。次の指示を待ちなさい。」「進路室から火災が発生しました。東階段を使って落ち着いて避難しなさい。」の放送が入る。地震発生から火災発生による避難訓練である。
第1回目の防災訓練と異なる点が3点(=以下①②③)ある。
① 副校長と養護教諭が不在との設定の下、職員室にいる教職員が指示書に従い、生徒・教職員の安全確保のための適切な行動をとるというもの。ある指示書の上部には「副校長→ 教務主任 → 防災主任」と書かれている。これは、副校長が不在時には教務主任が副校長の役割を行う。副校長・教務主任が不在時には防災主任がその役割を担うということを意味する。異なる仕事内容が記載された複数の指示書を教職員が分担して臨機応変に対応できるようにしなければならない。
② 生徒に負傷者が出たことを想定したこと。腕や膝への負傷者3人、担架係4人、応急手当係4人を予め決めて実施した。負傷者への級友へ対応する光景を見て、全校生徒にその意識を持ってもらうねらいもある。
③ 災害対策本部会議を開き、「授業再開、下校、引き渡し、二次避難」等について検討したこと。この会議は川崎校・川崎キャンパスの代表者で行った。【文責:副校長 下田 仁】