川高ブログ(令和3年度)

祝!第56回卒業式

 令和4年3月1日(火)、午後1時30分から柴田農林高等学校全日制課程普通科第56回卒業式が挙行され、22名の卒業生の門出を皆で祝しました。来賓としてお越しいただく方々は例年約30名ですが、今回は新型コロナの関係で、川崎町町長、川崎町教育委員会教育長、川崎校同窓会長、PTA会長に来校していただきました。
 卒業証書が卒業生ひとり一人に授与され、その後、3年間皆勤賞、ボランティア功労賞の賞状及び記念品が関係の卒業生に授与されました。学校長式辞の後、川崎町の小山町長からご祝辞をいただき、卒業生の前途への励ましとなるお言葉を頂戴しました。来賓紹介・祝電披露の後、在校生代表(現生徒会長)から送辞、卒業生代表(前生徒会長)から答辞がありました。送辞では先輩方から様々な場面で支えていただいたとの感謝の気持ちと今後の卒業生の活躍への期待が述べられ、答辞では入学時からの3年間を振り返り、成長の実感と感謝の気持ちが素直な気持ちで述べられました。卒業生保護者代表からは、深い感謝の気持ちが伝わってくる非常に丁寧で心温まる謝辞をいただき、教職員一同、自然と頭が下がりました。そして、校歌演奏、閉式。厳粛で立派な卒業式を迎えることができました。関係の皆様、大変にありがとうございました。
 お陰様で、卒業生22名全員の進路(進学9名、就職13名)が決まっており、その眼(まなこ)は、これから始まるそれぞれの新たな道を既に見つめているようでした。【文責:副校長 下田 仁】

川崎校「冬のワンシーン」

  2月22日(火)、大雪のため、スクールバスの川崎校への到着が遅れました。茂庭台の坂では大型トラック2台が坂を登れずに立往生している状態でした。この日の朝、川崎校の正門を入った道路を生徒や先生方で雪かきを行いました。川崎校「冬のワンシーン」です。【文責:副校長 下田 仁】

令和3年度みやぎハイスクールネットワーク指定事業に係る講演会+R3カワサキクエスト実践発表会

 川崎校生徒による地域貢献活動については、全校生徒による町内清掃、生徒会による宮城川崎インターチェンジ美化活動、ボランティア部による幅広い校内外の各種ボランティア活動、生徒希望者による川崎町主催行事等への支援活動など、これまで継続的に行われてきました。
 令和4年度入学生から実施予定の総合的な探究の時間「カワサキクエスト」においては、地域人材の方々へのインタビュー・編集・発表活動等を実施することとしており、現在、1年生代表生徒(6名)を中心とした先駆的活動も実施され充実してきています。
 このような状況の中で、これまで川崎町をフィールドとして活動されてきた経験を持ち、現カワサキクエストにも関わりながら、編集動画の開設HP作成など新年度(令和4年4月~)の今後のカワサキクエストを念頭に関係生徒をサポートしていただいている講師の澁谷 剛さん(Webデザイナー、元・川崎町地域おこし協力隊)から、ご自身のこれまでの歩みを含む地域貢献活動についての講話をしていただきました。この講話は、今後の川崎校生徒による地域貢献活動や総合的な探究の時間「カワサキクエスト」へ取り組む前向きな雰囲気を醸成する目的で2月17日(木)3,4校時に行ったものです。講話の後、1年生有志グループ(6名)による川崎クエストの取組について実践発表をしてもらいました。有志グループの皆さんはそれぞれ、放課後、部活動の隙間時間などを利用して休日も含め、皆で遅くまで取り組んできました。インタビュー(内容・役割分担)へのアドバイスや、著作権や肖像権などを含めた動画編集のご指導をしていただきました関係の皆様に厚く感謝申し上げます。【文責:副校長 下田 仁】

令和3年度「みやぎ高校生フォーラム-私たちの志と地域貢献-」の開催について(お知らせ)

   以下の内容は、宮城県教育委員会が主催し「私たちの志と地域貢献」とのテーマで宮城県内の全公立高等学校の取組をオンラインで紹介しています。「2」の特設サイトURLをクリックすると特設ページを見ることができます。★川崎校の取組は、【地域貢献・ボランティア活動】と【ポスター発表】の2カ所に掲載されていますので、是非ご覧ください。

     令和3年度「みやぎ高校生フォーラム-私たちの志と地域貢献-」の開催について(お知らせ)
「志教育」の一層の推進とみやぎの復興と発展に貢献する人材の育成を図るために,みやぎの高校生が,日々の学習や体験等を通じ,醸成してきた将来への思いや志を,発表や意見交換をとおして共有し,自らが社会で果たすべき役割を考える機会として,標記フォーラムを次のとおり開催します。

1 開催期間令和4年1月31日(月)~令和4年2月18日(金)
2 開催方法オンライン開催(特設サイトへの動画掲載及び公開)
  ◆特設サイトURL
   https://sites.google.com/gs.myswan.ed.jp/r3miyagiforum/

3 テーマ『私たちの志と地域貢献』
4 実施内容テーマに沿った発表動画や作品を,次の5つにカテゴライズし,特設サイト上に掲載し広く発信します。
(1)【弁論・体験発表】
   ・「スペシャルチャプター」(仙台大志高等学校3年パンギリナンジュエルデニス)
   ・「自分らしく生きる」(仙台二華高等学校3年井崎英里)
   ・「『他人事』から『自分事』へ」(築館高等学校3年髙橋菜乃花)

(2)【作文】
   ・「2㏄で繋がる命のバトン」(農業高等学校2年目黒花織)

(3)【英語弁論】
   ・「International Cooperation for the Future」(仙台二華高等学校3年内ヶ崎大斗)
   ・「Expressiveness as a human being」(仙台第一高等学校2年田村優雛)

(4)【地域貢献・研究発表】
   ・「サクラの新品種開発で桜の緑被率を上げる~被災農業高校が立ち向かう震災10年目の挑戦!~」
    (農業高等学校科学部)
   ・「環境保全米25年の奇跡」(登米総合産業高等学校農業科作物専攻班)
   ・「行事探究プロジェクト」(石巻西高等学校2年狩野未帆)
 ■「ボランティア部,今日も行ってきます!~地域で活動して感じたこと~」
  (★柴田農林高等学校川崎校ボランティア部)

(5)【ポスター発表】(県内公立高等学校80校予定)
 ★各高校が,テーマに沿った志教育の取組についてポスターで紹介します。

5 その他
  視聴後に,感想等を専用フォームに入力することができます。

スノーバスターズ(ボランティア)

  令和4年1月22日(土)、川崎町の中でも雪深い地域に一人暮らしをされているお年寄りのご自宅周辺の雪かきを行う社会福祉協議会主催のボランティア活動(スノーバスターズ)に参加しました。社会福祉協議会の方の車3台に分乗して、笹谷方面・青根方面のお宅の雪かきを行いました。川崎校からは、川崎町内在住の生徒8人とバスケットバール部顧問の先生が参加しましたが、皆さんから感謝の言葉をいただき、生徒たちからは「微力であったとしてもお役に立つことができて良かった!」との達成感を感じていたようです。このような活動を積み重ねることにより、人間的に成長することができると思います。地域のお役に立つことができる機会を与えていただき、ありがとうございました。
  社会福祉協議会様には、川崎町デイサービスセンター利用者の方々に川高生の和太鼓とよさこい踊りを披露する提案をいただき、11月上旬に披露させていただき、皆さんに喜んでいただくことができました。「かわさき社協だより(2022年1月No.93)」の表紙と2ページ目にその様子を掲載していただき、2ページ目には川崎校ボランティア部の活動(川崎デイサービスセンターの窓拭き・ゴミ拾い)の様子も掲載していただきました。また、3ページ目には岩沼高等学園川崎キャンパスからデイサービス利用者の皆様への敬老のプレゼント記事が掲載されておりました。平成28年度から川崎校と同じ校舎を共用して学校生活を共に過ごしている川崎キャンパスの皆さんの記事が川崎校の記事と一緒に掲載されており、両校を紹介していただいていること、感謝申し上げます。【文責:副校長 下田 仁】

(3年生)キムチづくり教室

 

 12月15日(水)3、4時間目、韓国キムチ販売店の相原和加子さんを講師にお招きして、フードデザインの授業時間に家庭科室でキムチづくり教室を開催した。実は、支援学校岩沼高等学園川崎キャンパスで先に行われた同教室を参考に川崎キャンパスの先生方のご協力の下に実現した。川崎キャンパスで収穫された白菜30個、川崎校で収穫された大根30本を事前に相原さんのお店にお持ちし、予め下準備をしていただいた状態から行われた。

 講師を紹介させていただいた後、自校(川崎キャンパス、川崎校)で育てた野菜を利用してキムチづくりの紹介、キムチづくり体験、チヂミづくり体験、試食の順で進んでいった。隠し味として、熟した柿、干し柿、リンゴ、梨、バナナなどが使われていたのが驚きだった。最初はキムチ作りに疑心暗鬼だった生徒も、最後には、キムチの美味しさに、皆こころが一つに溶け合った。【文責:副校長 下田 仁】

(全学年)校外学習を満喫

 12月14日(火)、1学年は進路見学、2・3学年は郊外学習等を行い、学校外での様々な体験を通して楽しくも充実した時間を過ごすことができた。
 1学年は、最初に伯楽星で有名な新澤酒造川崎蔵、次に日本アレフ仙台工場、最後に聖和学園短期大学の3カ所をバスで訪問した。それぞれの会場で非常にためになる貴重なお話を聞くことができた。お忙しい中、川崎校の進路見学を快くお引き受けいただいた皆様に感謝申し上げます。※全学年を代表して、写真はすべて1学年です。
 2学年は、仙台駅ステンドグラス前に集合した後、うみの森水族館でSTADIUM LIVE、バックヤードツアーに参加、再度仙台駅ステンドグラス前に集合し「買い物ミッション」を行い、仙台駅にて解散した。自宅からの移動はずべて自分で行うことや、買い物ミッションでは、それぞれのペアやグループが、事前に課題として出された品物を売っている場所を探し、指定された金額の範囲内で購入するミッションを達成しようとすることを通して、自分の頭で調べ行動しながら視野を広げることができた。
 3学年は、仙台駅ステンドグラス前に集合した後、AER展望テラスで写真撮影(卒業アルバム用)を行った。既に全員が進路(進学・就職)を決定していることから、就職等をした後での相談先として、みやぎジョブカフェで説明を受け見学した。昼食は焼き肉レストランで中高生50品食べ放題コースを堪能した(ソフトドリンク飲み放題付き)。食べた後はボウリングでエネルギーを消費して解散となった。学びと食とレクレーションのバランスある内容であった。

【文責:副校長 下田 仁】

後期生徒総会

 12月2日(木)6校時に「後期生徒総会」が体育館で開催されました。開会の後、副校長がアメリカ大リーグで全米野球記者協会の記者30名全員から1位指票を得てMVPを受賞したエンジェルスの大谷翔平選手の話題に触れ、大谷選手が高校時代に作成した「目標達成シート(マンダラチャート)」の紹介があった。「大谷選手は、8球団からドラフト1位指名を受けるとの大目標を立て、それを達成するために、体づくり、メンタルなど8つの目標を設定した。また、8つの各目標を達成するために、更に8つの目標を立て練習に取り組んできた結果が今日に繋がっている思う。今日の後期生徒総会では、前期活動報告や後期活動計画、会計中間決算報告、質疑応答などがあるが、目標を達成するための方法をよく考え、実行し、反省・改善し、より良い生徒会活動を目指してほしい」旨の話があった。
 体育館ステージ側には生徒会役員、委員会委員長、部活動部長などの代表生徒が座し、各学年の生徒が取り囲むようにしている。 前期活動報告等に加え、生徒会会長選挙開票結果報告、新生徒会役員人事、クラスからの提案・要望事項などが出された。皆、関係資料を見ながら説明等に真剣に耳を傾けていた。最後に、前生徒会長から新生徒会長にバトンタッチされ、旧役員全員からの一言のあと、新役員全員からの抱負が披瀝された。新生徒会役員には、旧役員の取組成果を受け継ぎ、更なる飛躍を目指して頑張っていただきたい。【文責:副校長 下田 仁】

生徒会立会演説会・投票

 11月11日(木)6・7校時、体育館で生徒会立会演説会が行われ、その後、校舎2階の多目的室で投票が行われました。投票にあたっては、川崎町総務課・選挙管理委員会事務局様のご協力をいただき、本物の投票箱と投票記載台をお借りして行われました。18歳以上の生徒が投票権を有する時代に、その意識を高めるためにも実物を使用させていただくことができて有意義でした。ありがとうございました。【文責:副校長 下田 仁】

宮城川崎インターチェンジの環境美化活動

  NEXCO東日本様と川崎校が共同で、毎年2回(6月、11月)宮城川崎インターチェンジで環境美化活動を行っています。6月は新型コロナの関係で残念ながら中止になりましたが、11月9日(火)午後4時から生徒会11名が参加して美化活動に協力しました。
 川崎IC入口に向かって右側にある花壇に、NEXCO東日本の方々に用意していただいた葉牡丹を交互に植えていきました。葉牡丹はキャベツのように見えますが葉が色づくため、花の少ない冬期に花壇を彩ってくれる冬のガーデニングに欠かせない存在です。また、祝福・利益・慈愛などの花言葉をもつ縁起のよい植物として、お正月の寄せ植えに昔から利用されてきたようです。
 川崎校生徒会の生徒が着用しているユニフォームの背中にはペンギンがあしらってありますが、これは「ファーストペンギン」を意味しています。ファーストペンギンとは、ペンギンの群れの中から、魚を求めて、天敵がいるかもしれない海へ最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。欧米ではリスクを恐れずに新しいことに最初にチャレンジする人をそう呼ぶそうです。
 花壇いっぱいに葉牡丹植えが完成してから全体に水をまきました。最後に「心の花を咲かせよう」とのNEXCO東日本グループ様と川崎校との共同看板を背景に記念写真を撮りました(皆いい顔をしています。)。終了後、NEXCO東日本の方々から暖かいお茶を頂戴しました。お花の準備のほかに暖かいお茶まで頂戴し、大変にありがとうございました。微力ながら地域のために有意義な時間を過ごすことができました。今後ともよろしくお願い申し上げます。【文責:副校長 下田 仁】