2021年7月の記事一覧

卒業生と語る会

 7月11日(木)の6,7校時、全学年の生徒を対象に、川崎校の4人の卒業生の先輩を招き、卒業生と語る会を実施した。社会で活躍している先輩や進学した先輩たちの体験談を聞くことで、進路意識の高揚を図ることがねらいだ。社会人(ゴルフ場関係、バス会社関係)専門学校(保育関係、調理関係)の先輩方とパネルディスカッション形式での進行がなされた。
 先輩方への様々な質問に対してはYES/NOの回答用札を一斉に表示してもらったあと、具体的な内容について答えていただいた。例えば、「現在の仕事・勉強内容について想像したのと異なっていたこと」「高校生活と比べた今の仕事や学生生活の厳しさ」「職場の人間関係」「就職・進学先についていつ頃から考え準備を始めたか」「進路に迷ったときの対処方法」「親との話し合った内容」「進路決定のための学習・準備」などについて回答していただいた。また、在校生からの「やっぱり面接は緊張しますよね~?」との質問内容に場内に暖かい(私も同じとの)安心感?の笑いが、さざ波のように広がった。 お越しいただいた4人の先輩方は皆さん、この春に川崎校を卒業した方々ということで、在校生と年齢も近く、回答内容がリアルで親近感の持てるものであった。先輩方、お忙しいところ時間を調整して来校していただき、大変にありがとうございました。また、講師として川崎校にへの協力をいただきました関係会社の皆様に感謝申し上げます。【文責:副校長 下田 仁】

進路ガイダンス

 6月25日(金)の5,6校時に全学年を対象とした進路ガイダンスが実施された。
 1,2年生は3本立てであった。「進路講演会」では働くことの意義や進路について考えるとともに、これからの高校生活で準備すべきことについて、続く「職業観育成講座」では将来の職業への理解・探究、資格取得と職域、進学・就職について、最後の「企業講話」では企業が求める人材、仕事をする上で大切なことなどについて各講師の先生方から講義を受け近い将来への準備への心構えについて認識を深めることができた。
  3年生はまさに進路決定の年ということで、進学希望者と就職希望者に分かれ、進学希望者は進学受験対策(進学費用、志望理由と面接対策)、就職希望者は求人票の見方(会社選択のポイント)や志望理由の考え方・書き方などを中心に、各講師の先生方から講義を受けることで、直前に迫った進路決定への即戦力となる講話を受講することができた。 講師の先生方を始め、関係の方々に深く感謝申し上げます。【文責:副校長 下田 仁】

芸術鑑賞会

 6月24日(木)5,6校時「芸術鑑賞会」に(新潟県)佐渡を拠点に国際的な活動を行っている太鼓集団である「鼓童」の皆さんに来校していただき、体育館で鑑賞した(7校時は感想文記入)。本当は昨年度実施予定だったが、新型コロナの影響で中止となり、今年度やっと実施できたものだ。「鼓童」は1981年(ドイツ)ベルリン芸術祭でデビュー以来52の国と地域で6,500回を超える公演を行ってきたとのこと。創立40周年を迎えるおめでたい今年(2021年)に川崎校にお呼びすることができたことは素晴らしい!
 朝9時過ぎにはオレンジ色の大型トラックが校門から入場、太鼓等を積んできたことに気づく。その後、バスで舞台メンバーやスタッフの皆さんが到着。午後の本番に向けて入念なリハーサルが開始され、太鼓や笛の音色が体育館から漏れ聞こえてきた。10月23日(土)に実施予定の川高祭で披露する学年縦割りグループの「ヨサコイ、和太鼓、装飾」のメンバーも既に決まっている。特に和太鼓を希望した生徒たちにとっては、太鼓のプロ集団「鼓童」のパフォーマンスは興味津々だ。本物の「音、姿、魂」を体感することで、私たちひとり一人が、生きるエネルギーを充電する良い機会となった。演技終了後には川高祭和太鼓リーダーが代表あいさつ(御礼)を行った。【文責 副校長・下田 仁】