川高ブログ(令和3年度)

祝!第56回卒業式

 令和4年3月1日(火)、午後1時30分から柴田農林高等学校全日制課程普通科第56回卒業式が挙行され、22名の卒業生の門出を皆で祝しました。来賓としてお越しいただく方々は例年約30名ですが、今回は新型コロナの関係で、川崎町町長、川崎町教育委員会教育長、川崎校同窓会長、PTA会長に来校していただきました。
 卒業証書が卒業生ひとり一人に授与され、その後、3年間皆勤賞、ボランティア功労賞の賞状及び記念品が関係の卒業生に授与されました。学校長式辞の後、川崎町の小山町長からご祝辞をいただき、卒業生の前途への励ましとなるお言葉を頂戴しました。来賓紹介・祝電披露の後、在校生代表(現生徒会長)から送辞、卒業生代表(前生徒会長)から答辞がありました。送辞では先輩方から様々な場面で支えていただいたとの感謝の気持ちと今後の卒業生の活躍への期待が述べられ、答辞では入学時からの3年間を振り返り、成長の実感と感謝の気持ちが素直な気持ちで述べられました。卒業生保護者代表からは、深い感謝の気持ちが伝わってくる非常に丁寧で心温まる謝辞をいただき、教職員一同、自然と頭が下がりました。そして、校歌演奏、閉式。厳粛で立派な卒業式を迎えることができました。関係の皆様、大変にありがとうございました。
 お陰様で、卒業生22名全員の進路(進学9名、就職13名)が決まっており、その眼(まなこ)は、これから始まるそれぞれの新たな道を既に見つめているようでした。【文責:副校長 下田 仁】

川崎校「冬のワンシーン」

  2月22日(火)、大雪のため、スクールバスの川崎校への到着が遅れました。茂庭台の坂では大型トラック2台が坂を登れずに立往生している状態でした。この日の朝、川崎校の正門を入った道路を生徒や先生方で雪かきを行いました。川崎校「冬のワンシーン」です。【文責:副校長 下田 仁】

令和3年度みやぎハイスクールネットワーク指定事業に係る講演会+R3カワサキクエスト実践発表会

 川崎校生徒による地域貢献活動については、全校生徒による町内清掃、生徒会による宮城川崎インターチェンジ美化活動、ボランティア部による幅広い校内外の各種ボランティア活動、生徒希望者による川崎町主催行事等への支援活動など、これまで継続的に行われてきました。
 令和4年度入学生から実施予定の総合的な探究の時間「カワサキクエスト」においては、地域人材の方々へのインタビュー・編集・発表活動等を実施することとしており、現在、1年生代表生徒(6名)を中心とした先駆的活動も実施され充実してきています。
 このような状況の中で、これまで川崎町をフィールドとして活動されてきた経験を持ち、現カワサキクエストにも関わりながら、編集動画の開設HP作成など新年度(令和4年4月~)の今後のカワサキクエストを念頭に関係生徒をサポートしていただいている講師の澁谷 剛さん(Webデザイナー、元・川崎町地域おこし協力隊)から、ご自身のこれまでの歩みを含む地域貢献活動についての講話をしていただきました。この講話は、今後の川崎校生徒による地域貢献活動や総合的な探究の時間「カワサキクエスト」へ取り組む前向きな雰囲気を醸成する目的で2月17日(木)3,4校時に行ったものです。講話の後、1年生有志グループ(6名)による川崎クエストの取組について実践発表をしてもらいました。有志グループの皆さんはそれぞれ、放課後、部活動の隙間時間などを利用して休日も含め、皆で遅くまで取り組んできました。インタビュー(内容・役割分担)へのアドバイスや、著作権や肖像権などを含めた動画編集のご指導をしていただきました関係の皆様に厚く感謝申し上げます。【文責:副校長 下田 仁】

令和3年度「みやぎ高校生フォーラム-私たちの志と地域貢献-」の開催について(お知らせ)

   以下の内容は、宮城県教育委員会が主催し「私たちの志と地域貢献」とのテーマで宮城県内の全公立高等学校の取組をオンラインで紹介しています。「2」の特設サイトURLをクリックすると特設ページを見ることができます。★川崎校の取組は、【地域貢献・ボランティア活動】と【ポスター発表】の2カ所に掲載されていますので、是非ご覧ください。

     令和3年度「みやぎ高校生フォーラム-私たちの志と地域貢献-」の開催について(お知らせ)
「志教育」の一層の推進とみやぎの復興と発展に貢献する人材の育成を図るために,みやぎの高校生が,日々の学習や体験等を通じ,醸成してきた将来への思いや志を,発表や意見交換をとおして共有し,自らが社会で果たすべき役割を考える機会として,標記フォーラムを次のとおり開催します。

1 開催期間令和4年1月31日(月)~令和4年2月18日(金)
2 開催方法オンライン開催(特設サイトへの動画掲載及び公開)
  ◆特設サイトURL
   https://sites.google.com/gs.myswan.ed.jp/r3miyagiforum/

3 テーマ『私たちの志と地域貢献』
4 実施内容テーマに沿った発表動画や作品を,次の5つにカテゴライズし,特設サイト上に掲載し広く発信します。
(1)【弁論・体験発表】
   ・「スペシャルチャプター」(仙台大志高等学校3年パンギリナンジュエルデニス)
   ・「自分らしく生きる」(仙台二華高等学校3年井崎英里)
   ・「『他人事』から『自分事』へ」(築館高等学校3年髙橋菜乃花)

(2)【作文】
   ・「2㏄で繋がる命のバトン」(農業高等学校2年目黒花織)

(3)【英語弁論】
   ・「International Cooperation for the Future」(仙台二華高等学校3年内ヶ崎大斗)
   ・「Expressiveness as a human being」(仙台第一高等学校2年田村優雛)

(4)【地域貢献・研究発表】
   ・「サクラの新品種開発で桜の緑被率を上げる~被災農業高校が立ち向かう震災10年目の挑戦!~」
    (農業高等学校科学部)
   ・「環境保全米25年の奇跡」(登米総合産業高等学校農業科作物専攻班)
   ・「行事探究プロジェクト」(石巻西高等学校2年狩野未帆)
 ■「ボランティア部,今日も行ってきます!~地域で活動して感じたこと~」
  (★柴田農林高等学校川崎校ボランティア部)

(5)【ポスター発表】(県内公立高等学校80校予定)
 ★各高校が,テーマに沿った志教育の取組についてポスターで紹介します。

5 その他
  視聴後に,感想等を専用フォームに入力することができます。

スノーバスターズ(ボランティア)

  令和4年1月22日(土)、川崎町の中でも雪深い地域に一人暮らしをされているお年寄りのご自宅周辺の雪かきを行う社会福祉協議会主催のボランティア活動(スノーバスターズ)に参加しました。社会福祉協議会の方の車3台に分乗して、笹谷方面・青根方面のお宅の雪かきを行いました。川崎校からは、川崎町内在住の生徒8人とバスケットバール部顧問の先生が参加しましたが、皆さんから感謝の言葉をいただき、生徒たちからは「微力であったとしてもお役に立つことができて良かった!」との達成感を感じていたようです。このような活動を積み重ねることにより、人間的に成長することができると思います。地域のお役に立つことができる機会を与えていただき、ありがとうございました。
  社会福祉協議会様には、川崎町デイサービスセンター利用者の方々に川高生の和太鼓とよさこい踊りを披露する提案をいただき、11月上旬に披露させていただき、皆さんに喜んでいただくことができました。「かわさき社協だより(2022年1月No.93)」の表紙と2ページ目にその様子を掲載していただき、2ページ目には川崎校ボランティア部の活動(川崎デイサービスセンターの窓拭き・ゴミ拾い)の様子も掲載していただきました。また、3ページ目には岩沼高等学園川崎キャンパスからデイサービス利用者の皆様への敬老のプレゼント記事が掲載されておりました。平成28年度から川崎校と同じ校舎を共用して学校生活を共に過ごしている川崎キャンパスの皆さんの記事が川崎校の記事と一緒に掲載されており、両校を紹介していただいていること、感謝申し上げます。【文責:副校長 下田 仁】

(3年生)キムチづくり教室

 

 12月15日(水)3、4時間目、韓国キムチ販売店の相原和加子さんを講師にお招きして、フードデザインの授業時間に家庭科室でキムチづくり教室を開催した。実は、支援学校岩沼高等学園川崎キャンパスで先に行われた同教室を参考に川崎キャンパスの先生方のご協力の下に実現した。川崎キャンパスで収穫された白菜30個、川崎校で収穫された大根30本を事前に相原さんのお店にお持ちし、予め下準備をしていただいた状態から行われた。

 講師を紹介させていただいた後、自校(川崎キャンパス、川崎校)で育てた野菜を利用してキムチづくりの紹介、キムチづくり体験、チヂミづくり体験、試食の順で進んでいった。隠し味として、熟した柿、干し柿、リンゴ、梨、バナナなどが使われていたのが驚きだった。最初はキムチ作りに疑心暗鬼だった生徒も、最後には、キムチの美味しさに、皆こころが一つに溶け合った。【文責:副校長 下田 仁】

(全学年)校外学習を満喫

 12月14日(火)、1学年は進路見学、2・3学年は郊外学習等を行い、学校外での様々な体験を通して楽しくも充実した時間を過ごすことができた。
 1学年は、最初に伯楽星で有名な新澤酒造川崎蔵、次に日本アレフ仙台工場、最後に聖和学園短期大学の3カ所をバスで訪問した。それぞれの会場で非常にためになる貴重なお話を聞くことができた。お忙しい中、川崎校の進路見学を快くお引き受けいただいた皆様に感謝申し上げます。※全学年を代表して、写真はすべて1学年です。
 2学年は、仙台駅ステンドグラス前に集合した後、うみの森水族館でSTADIUM LIVE、バックヤードツアーに参加、再度仙台駅ステンドグラス前に集合し「買い物ミッション」を行い、仙台駅にて解散した。自宅からの移動はずべて自分で行うことや、買い物ミッションでは、それぞれのペアやグループが、事前に課題として出された品物を売っている場所を探し、指定された金額の範囲内で購入するミッションを達成しようとすることを通して、自分の頭で調べ行動しながら視野を広げることができた。
 3学年は、仙台駅ステンドグラス前に集合した後、AER展望テラスで写真撮影(卒業アルバム用)を行った。既に全員が進路(進学・就職)を決定していることから、就職等をした後での相談先として、みやぎジョブカフェで説明を受け見学した。昼食は焼き肉レストランで中高生50品食べ放題コースを堪能した(ソフトドリンク飲み放題付き)。食べた後はボウリングでエネルギーを消費して解散となった。学びと食とレクレーションのバランスある内容であった。

【文責:副校長 下田 仁】

後期生徒総会

 12月2日(木)6校時に「後期生徒総会」が体育館で開催されました。開会の後、副校長がアメリカ大リーグで全米野球記者協会の記者30名全員から1位指票を得てMVPを受賞したエンジェルスの大谷翔平選手の話題に触れ、大谷選手が高校時代に作成した「目標達成シート(マンダラチャート)」の紹介があった。「大谷選手は、8球団からドラフト1位指名を受けるとの大目標を立て、それを達成するために、体づくり、メンタルなど8つの目標を設定した。また、8つの各目標を達成するために、更に8つの目標を立て練習に取り組んできた結果が今日に繋がっている思う。今日の後期生徒総会では、前期活動報告や後期活動計画、会計中間決算報告、質疑応答などがあるが、目標を達成するための方法をよく考え、実行し、反省・改善し、より良い生徒会活動を目指してほしい」旨の話があった。
 体育館ステージ側には生徒会役員、委員会委員長、部活動部長などの代表生徒が座し、各学年の生徒が取り囲むようにしている。 前期活動報告等に加え、生徒会会長選挙開票結果報告、新生徒会役員人事、クラスからの提案・要望事項などが出された。皆、関係資料を見ながら説明等に真剣に耳を傾けていた。最後に、前生徒会長から新生徒会長にバトンタッチされ、旧役員全員からの一言のあと、新役員全員からの抱負が披瀝された。新生徒会役員には、旧役員の取組成果を受け継ぎ、更なる飛躍を目指して頑張っていただきたい。【文責:副校長 下田 仁】

生徒会立会演説会・投票

 11月11日(木)6・7校時、体育館で生徒会立会演説会が行われ、その後、校舎2階の多目的室で投票が行われました。投票にあたっては、川崎町総務課・選挙管理委員会事務局様のご協力をいただき、本物の投票箱と投票記載台をお借りして行われました。18歳以上の生徒が投票権を有する時代に、その意識を高めるためにも実物を使用させていただくことができて有意義でした。ありがとうございました。【文責:副校長 下田 仁】

宮城川崎インターチェンジの環境美化活動

  NEXCO東日本様と川崎校が共同で、毎年2回(6月、11月)宮城川崎インターチェンジで環境美化活動を行っています。6月は新型コロナの関係で残念ながら中止になりましたが、11月9日(火)午後4時から生徒会11名が参加して美化活動に協力しました。
 川崎IC入口に向かって右側にある花壇に、NEXCO東日本の方々に用意していただいた葉牡丹を交互に植えていきました。葉牡丹はキャベツのように見えますが葉が色づくため、花の少ない冬期に花壇を彩ってくれる冬のガーデニングに欠かせない存在です。また、祝福・利益・慈愛などの花言葉をもつ縁起のよい植物として、お正月の寄せ植えに昔から利用されてきたようです。
 川崎校生徒会の生徒が着用しているユニフォームの背中にはペンギンがあしらってありますが、これは「ファーストペンギン」を意味しています。ファーストペンギンとは、ペンギンの群れの中から、魚を求めて、天敵がいるかもしれない海へ最初に飛びこむ1羽のペンギンのこと。欧米ではリスクを恐れずに新しいことに最初にチャレンジする人をそう呼ぶそうです。
 花壇いっぱいに葉牡丹植えが完成してから全体に水をまきました。最後に「心の花を咲かせよう」とのNEXCO東日本グループ様と川崎校との共同看板を背景に記念写真を撮りました(皆いい顔をしています。)。終了後、NEXCO東日本の方々から暖かいお茶を頂戴しました。お花の準備のほかに暖かいお茶まで頂戴し、大変にありがとうございました。微力ながら地域のために有意義な時間を過ごすことができました。今後ともよろしくお願い申し上げます。【文責:副校長 下田 仁】

和太鼓・よさこい 川崎町デイサービスセンター訪問

  11月4日(木)、川高祭で発表した「和太鼓」と「よさこい」の演奏・演技を披露し川崎町デイサービスセンターの皆様と交流を図ることを通してお互いが元気になることを目的に交流行事が行われました。この行事は、川崎町社会福祉協議会様から川崎校へ要請をいただいて実現しました。川高祭では新型コロナ対策として一般公開は実施できませんでしたが、保護者の皆様の前での演奏・演技ができましたが、さらにデイサービス利用者の皆様の前でもご披露することができて、とても有意義でした。
 当日は、天候にも恵まれて、デイサービスを利用していらっしゃる皆様に向けて、若者らしく元気な演奏・演技をお届けすることができたと思います。終了後、デイサービス利用者代表の方から喜びと励ましのお言葉をいただくことができ、川崎校生生徒・職員一同、大変嬉しく思いました。このような機会を与えていただき、関係の皆様に感謝しています。【文責:副校長 下田 仁】

第2回防災避難訓練

 5月に実施された第1回防災訓練に続き、10月28日(木)、同じ校舎を共有している柴田農林高校川崎校と岩沼高等学園川崎キャンパスの生徒・教職員が共に第2回防災訓練を実施しました。「訓練!訓練!緊急地震速報です。慌てずに身を守りなさい。」「揺れが収まりました。安全点検中です。次の指示を待ちなさい。」「進路室から火災が発生しました。東階段を使って落ち着いて避難しなさい。」の放送が入る。地震発生から火災発生による避難訓練である。
 第1回目の防災訓練と異なる点が3点(=以下①②③)ある。
① 副校長と養護教諭が不在との設定の下、職員室にいる教職員が指示書に従い、生徒・教職員の安全確保のための適切な行動をとるというもの。ある指示書の上部には「副校長→ 教務主任 → 防災主任」と書かれている。これは、副校長が不在時には教務主任が副校長の役割を行う。副校長・教務主任が不在時には防災主任がその役割を担うということを意味する。異なる仕事内容が記載された複数の指示書を教職員が分担して臨機応変に対応できるようにしなければならない。
② 生徒に負傷者が出たことを想定したこと。腕や膝への負傷者3人、担架係4人、応急手当係4人を予め決めて実施した。負傷者への級友へ対応する光景を見て、全校生徒にその意識を持ってもらうねらいもある。

③ 災害対策本部会議を開き、「授業再開、下校、引き渡し、二次避難」等について検討したこと。この会議は川崎校・川崎キャンパスの代表者で行った。【文責:副校長 下田 仁】

川高祭について

10月23日(土),川高祭が開催され,結果は大成功・盛況で充実した内容でした。
 ここでは,以下にパンフレットに記載された副校長と川高祭実行委員長のあいさつと,川高祭・縦割りグループ(和太鼓・よさこい・校内装飾)と全校制作作品の写真を掲載します。全校制作は,生徒全員の手形による装飾画で,川高祭のテーマを表現したものです。
<川高祭全体>
1 オープニング:和太鼓,よさこい

2 展示発表(2Fコモンホール等):総合文化部,ボランティア部
      ●総合文化部では,絵画,イラスト,写真,バッグなどの作品展示
      ●ボランティア部では,お茶プロジェクト,ゴミ拾いプロジェクト(ゴミット),デイサービスでの活動報告,

  (川崎)そばガレットの作り方などについて,模造紙に写真と説明で展示がなされました。   

   ※岩沼高等学園川崎キャンパスの展示(全校生徒の美術作品,福祉科と流通サービス科の活動,前期職場実習のまと        め、VTR上映)もありました。

3 クラス発表(「 」内はタイトル)
      1年生「ロミオとジュリエット」,2年生「学校崩壊&謎解き」,3年生「隠し芸発表会(特技披露)」

  ※どの発表も撮影・映像制作をはじめ,各学年の持ち味のある発表でした。

4 生徒会企画・実行委員会企画(後夜祭;体育館)
      川校生の主張,クイズ大会,Mr.QUEEN CONTEST,雄志団体(ダンス,歌,演武ギター演奏)と,盛りだくさんの内容で大いに盛り上がりました。

<パンフレットから>
    今しかできない事も,今こそできる事もある!!(副校長あいさつ)
  【『彩』(いろどり)~笑顔の花を咲かせよう~】をテーマとする2021年度(令和3年度)川高祭の開催,大変におめでとうございます!!
  一色の花々が咲く様も見事ですが,異なる色の花々が咲く様は,異なる色のお陰でそれぞれの良さが際立ち,まるで百花繚乱,個性豊かな笑顔が咲き乱れているかのようです。
  新型コロナウイルス感染症対策として例年の開催内容を一部変更したほか,ご家族の方々には申し訳ありませんが,参加人数の制限をお願いしての開催となりました。川高祭前日のPR行事である仮装行列や当日の模擬店等は実施できませんが,全校生徒(学年縦割り)による伝統の「■和太鼓/■よさこい/■校内装飾」が実施されるほか,◆ステージ発表,◆展示発表,◆後夜祭が行われます。また,オープニング(和太鼓,よさこい),ステージ発表(1~3年),文化部作品展示の模様はインターネットで配信されます。
  「和太鼓」と「よさこい」の練習は,3年生を中心に先輩が後輩を指導しながら共に作り上げていく「生徒主体の練習・披露」が代々引き継がれている伝統行事です。また,「校内装飾」では,秋の花々をモチーフに作成された装飾絵画が,(1~2階)東西階段の側面に色とりどりの花々として咲いています。そして,正面玄関前には1年生による力作「川高祭立て看板」が皆さんを歓迎しています。
  これまで準備にあたってきた川高祭実行委員会及び生徒会の皆さん,各団体のリーダーとして尽力してきた皆さん,そして,一緒に取り組んできた皆さんに感謝いたします。
  川高祭テーマのとおり,一人ひとりが個性豊かな花々を咲かせ,「今」という「時」を大切にしながら,彩り豊かな笑顔あふれる楽しい川高祭になることを祈っています。

<川高祭実行委員長あいさつ>
 今年度のテーマは「彩~笑顔の花を咲かせよう~」です。今年度は、昨年度に引き続き新型コロナウイルスが流行っています。その影響で、今年も行事などは例年通りに後れていないことも多々あります。そんな中、川高祭は、家族を招待し開催される事になりました。川校生だけでなく家族も笑顔溢れる一日になればと思います。

薬物乱用防止教室

  9月29日(水)、薬物について正しい知識を習得し薬物乱用の防止を図る目的で、仙南保健所の森京子先生を講師にお招きして、薬物乱用防止教室が定期考査終了後に、2階コモンホールで実施されました。【文責:副校長 下田 仁】

就職活動出陣式について

 9月15日(水)の放課後、これから就職試験を受ける3年生を激励する就職活動出陣式が2階コモンホールで行われました。始めに、荒井進路部長から「何としても合格するのだ。」との気合いの入った熱い「檄」が飛ばされました。続いて、副校長からは「就職希望者はもちろんのこと、いずれ就職試験を受けることになる進学希望者も含めて、これまで積み重ねてきた準備を思い返し自信を持って就職試験に臨むように。」との激励がありました。そして、就職希望者13人ひとり一人から順番に抱負(決意表明)が発表されました。そして、級友である進学希望者代表の鎌田君から就職を希望する級友に対する激励のことばが贈られ、最後に全員が円陣を組んで就職生徒代表の菅原君が号令をかけました。9月16日(木)から開始される就職試験、就職希望者全員が悔いのないように実力を十分に発揮して、見事合格を勝ち取ることを祈っています。【文責:副校長 下田 仁】

課題作文発表会について

   9月15日(水)の5~6時間目に国語科主催の課題作文発表会が体育館で行われました。各学年ごとに教室で行われた発表会で選出された代表(各学年5人×3=15人)による校内発表会です。課題作文の指導は国語科の先生方が担当し、当日の司会進行・記録計時は生徒会が担当しました。発表者は、これまでの中学校生活も含めた高校生活で体験したり感じたことについて堂々と意見発表を行いました。弁論大会の場合は時間も7分程度と長くなり敬遠する生徒も出る懸念から、誰もが人前で積極的に意見を述べる雰囲気を醸成する目的から、1人5分以内での発表会に切り替わりました。人前で発表する機会を持つことの大切さに加え、級友の意見を耳にすることにより自らを深め今後の高校生活に活かす意味においても、全員参加の発表会は大変有意義な行事です。
 15人の発表者の演題は、1年生では「写真を撮ることで」「部活動」「勉強」「中学校と高校の違い」「部活動から学んだこと」、2年生では「3日間のインターンシップ」「コロナを通して学んだこと」「普段の生活で思うこと」「弱い自分と向き合って」「挑戦」、3年生では「成長した自分」「高校で頑張ったこと」「言葉は刃物」「食について」「大切なもの」でした。これまで各人が体験したことや高校生活の経験年数を踏まえ、前向きで高校生らしい内容でした。
 閉会式の講評の中で、審査委員長から「内容の論理的構成、声量、アイコンタクト、抑揚、強弱、間のとりかた、意見を訴える熱」の大切さなどについて話がありました。審査委員(5人の先生方)による審査の結果、体験などを自己開示し、その経験を通して得たことや感じたことを説得力を持って発表した3人の入賞者に賞状(優勝者には優勝カップ)が手渡され、15人全員に参加賞が渡されました。優勝カップには、これまでの優勝者の優勝年度と氏名がリボンとして結ばれていましたが、昭和50年(1975年)が最も古く、校内弁論大会として46年の歴史を刻んできた本大会の重みを感じました。【文責:副校長 下田 仁】

川崎校オープンキャンパスについて

   7月30日(金)、中学校3年生とその保護者の方々を対象とするオープンキャンパスが開催されました。
 校舎2階のコモンホールで、学校紹介のスライド紹介の後、副校長から生徒の様子等についての全体的な内容、川崎校の教育内容(教育課程・進路状況・入試説明)についての各担当者からの説明、学校生活(学校行事・部活動など)についてのビデオ上映をしながらの説明を行いました。
 引き続き、校舎見学(部活動見学を含む)の後、体験学習(農業)が行われました。体験学習については、参加した中学生はジャージに着替えて外靴に履き替えて校舎外のピロティー前に集合し、農業担当の先生から「そもそも農業とは?」について、参加生徒に問いかけながら理解を深めました。そして、敷地内にある農場(川崎校は普通科で農場があるのです!農業関係の授業もある)に移動し、芋掘り(を体験する予定でしたが、実際には時間の関係で在校生が掘りました)の後、ピロティーにて、参加していただいた生徒・保護者の皆様に蒸かしたジャガイモの試食をしていただき、和やかな雰囲気でした。
【文責 副校長・下田 仁】

レクリエーション大会(2日目)

【レクリレーション大会(第2日目)

第1日目は、強い日差しの中、校庭で楽しく実施できました。熱中症の注意の呼びかけを前日に一斉メール送信(→生徒・保護者)して、当日はテントを用意し大きな怪我等もなく無事故で実施することができました。 第2日目開会式終了後、
①(トランプ)「ババ抜き」・・・参加する生徒(各学年選出者)は校舎2階(多目的室)を会場に行っているババ抜きの状況を体育館と中継し、体育館のスクリーンに映し出しました。「ババのカード」が誰から誰に運ばれているのかを体育館にいる生徒がリアルタイムで目にすることにより、単なるババ抜きが、実況中継を伴うことによりリアル感が出て楽しい企画になりました。
②e-sports「マリオカート/ぷよぷよ」・・・出場者は体育館の壇上の椅子に座り、スクリーン上に映し出されるゲーム上で対戦するもの。普段磨いてきた技術(?)を競い合いました。ちなみに、教員チームは最下位でした。世代間の差がありますね。
③「ビニールバレー」・・・運動が苦手な生徒を含めて全員が楽しめるように、ビニールボールを使用した1チーム4人のバレーボールを行いました。チーム4人のため、ゲームに向き合うチャンスが必然的に多くなり、普段消極的な人も積極的にならざるを得ない貴重な場面となりました。
④「バドミントン/卓球」・・・全学年でリーグ戦を行い順位決定するもの。会場のあちらこちらで対戦相手との真剣な顔やお互いの笑顔が見られ、生徒間同士の交流が図られている光景は微笑ましいものでした。
⑤「バレーボール」・・・6人制で行いました。最後に、優勝学年(3年生)と教員チームとのエキシビションマッチが行われ、普段はなかなか見ることのできない先生方のプレー(珍プレー含む)に会場は盛り上がりました。

【文責:副校長 下田 仁】


 

校内レクリエーション大会(白熱の2日間!)

快晴の下、レクレーション大会が2日間(7月19日(月)、20日(火))に渡って、初日は校庭で8種目、2日目は体育館で7種目が行われました。レクリエーション大会実行委員の皆さんと保健体育科の先生方が中心となって話し合い、昨年度までにはなかった内容を取り入れ、とても楽しい時間を過ごすことができました。

【レクリエーション大会(第1日目)】開会行事(準備体操含む)の後、
①借り物競走「KariMonGo」(くじ引きBoxから1枚引いて指定された物や人を借りて持ってくるもの)では、「○○先生のトマト」など、農場から持ってくる必要があるものに戸惑いながらも取りに行きました(笑)
②8の字長縄「瞬間、心重ねて」では、縄の回し方が速い学年チームでは次々と忙しく飛んでいました。
③スプーンリレー「球落としそうになってひよっているやついる?」では、スプーンを45°に傾けながら走っている上手い生徒がいました。
④クイズ綱引き「流良空式綱引」(長縄出場メンバーにクイズが出され、正解した人だけにより綱引きを行うもの)ではクイズ正解者が1人だけになり、複数人の相手チームに独りで挑んでいる学年チームもありました。
(昼食を挟んで)⑤「校庭スプラトウ-ン」(校庭に敷かれている複数の裏表の色が異なるプレートを対戦チームがそれぞれ自陣の色に変えて回り枚数を競うもの)では、鉢合わせになった2人がプレートを表に裏に交互に競い合うシーンが続く場面もありました。
⑥台風の目「異常気象を吹っ飛ばせ」(長い棒を3人で持ちながら指定されたコースを走りリレー形式で行うもの)では、コーンを旋回して戻ってくる姿が台風の目のようでした。⑦クラス対抗リレー「イエーイ!空前絶後のクラス対抗リレー!!」では、各学年が本気を出して走ったからこそ大変に盛り上がりました。
⑧交流ソフトボール大会「川高ソフトボール総選挙」では、中学校時代に吹奏楽部だった生徒が中心になり、楽器による5人組応援がもり立てましたし、各回ごとに対戦チームが先生の氏名が記載されたカードを引き、誰も予期しないな先生が打席に立つ意外性も楽しいものでした。 【文責:副校長 下田 仁】

卒業生と語る会

 7月11日(木)の6,7校時、全学年の生徒を対象に、川崎校の4人の卒業生の先輩を招き、卒業生と語る会を実施した。社会で活躍している先輩や進学した先輩たちの体験談を聞くことで、進路意識の高揚を図ることがねらいだ。社会人(ゴルフ場関係、バス会社関係)専門学校(保育関係、調理関係)の先輩方とパネルディスカッション形式での進行がなされた。
 先輩方への様々な質問に対してはYES/NOの回答用札を一斉に表示してもらったあと、具体的な内容について答えていただいた。例えば、「現在の仕事・勉強内容について想像したのと異なっていたこと」「高校生活と比べた今の仕事や学生生活の厳しさ」「職場の人間関係」「就職・進学先についていつ頃から考え準備を始めたか」「進路に迷ったときの対処方法」「親との話し合った内容」「進路決定のための学習・準備」などについて回答していただいた。また、在校生からの「やっぱり面接は緊張しますよね~?」との質問内容に場内に暖かい(私も同じとの)安心感?の笑いが、さざ波のように広がった。 お越しいただいた4人の先輩方は皆さん、この春に川崎校を卒業した方々ということで、在校生と年齢も近く、回答内容がリアルで親近感の持てるものであった。先輩方、お忙しいところ時間を調整して来校していただき、大変にありがとうございました。また、講師として川崎校にへの協力をいただきました関係会社の皆様に感謝申し上げます。【文責:副校長 下田 仁】